いつでもきみのそばに


まあ男だし、好きな女の子のために払うなら全然いい。


というか、勝っても舞に全額支払わす気はなかったんだけど。


「次の土曜でいいんだよね?うわーたのしみ!」


それに舞がこんなにも喜んでいるからいいんだ。


遊園地デート。

それは俺にとったら告白するチャンスでもあって。

俺は楽しみでもありつつ、不安な気持ちもあった。


もし舞に告白して断られたら。


いまの関係が崩れてしまったら。

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