いつでもきみのそばに
喧嘩
「大ちゃんごめんね」
「なにが?」
「突然泣いちゃって」
俺たちは屋上にきていた。
下をみるとたくさんの人がいて。
コスプレしてる人、チラシを配っている人、叫び走り回ってる人。
それ以外にも屋台がたくさん並んでいてここは学校なのかと疑うくらいだった。
「全然気にしてないよ」
「ならいいんだけど」
舞はそういってまた黙った。
最近の舞の言動はすこしおかしい。
なにか思いつめているような、悩んでいるようなそんな感じだ。