いつでもきみのそばに




「ピンポーン」


俺は舞の好きなものを買って家にきた。

学校で避けられるならもうこれしか手段がないと思ったのだ。


舞の家に行くのは舞の葬式以来。

それ以降なんとなく行きづらくて。

今も内心ドキドキしていた。


「はーい。あれ、大輔くん?久しぶりね」


「ご無沙汰してます。舞いますか?」


「うん、いるわよ。あがってあがって」


おばさんは舞が死んでしまってからすごく痩せてしまっていたけれどいまは普通だ。


顔色もいいし笑っている。

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