いつでもきみのそばに


「でも、ごめん。舞の気持ちは嬉しいけど俺はもう・・・」


「うん、わかってる。もうやらないんだよね」


「うん」


「そっか」


「よし、これで終わり。仲直りな」


「うん、仲直り」



きっと舞は今でも俺にサッカーをやってほしいと思ってる。

それはわかってた。



でもやっぱり思うんだ。

俺がサッカーをやってなかったらなって。



あのとき、もっと舞のそばにいてあげられたら舞はきっと死ぬこともなかったんだろうなって。

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