恋文。<短編>


++++一年後++++





あたしは

タカシに初めて

恋をしたこの場所で

今日も思い出す。




泣いて

笑って

その倍

怒っていた

愛しい日々を










ねぇ

タカシ。



相変わらず

毒、吐いてる(笑)?



そこから

あたしの姿は

見えるのかな。





タカシからの

最期の甘いラブレターを



あたしは今日も

抱き締めて

眠るんだ。







不器用なタカシがくれた


たくさんの優しさを、

幸せを







この胸の痛みを






忘れてしまわないように。






タカシと過ごした日々は


今も

記憶を辿って


キラキラ


キラキラと


輝くから-‥










ねぇ

タカシ-‥






聞いてんの!?





      -お終い-
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