秘密の抱き枕
え、

「えええええ?!」

どういうことだ。訳が分からない。

「ね、いいでしょ?(* ´ ꒳ `* )きーくんも気持ちよさそうにぎゅーってしてくれたもんね?」

わーわーわーわーーー!!仕方ないじゃないか!!無意識なんだもん!!

「ねぇきーくん。いいでしょ……?」

「っっ!!わかった、わかったから………ちょっと離れてっ!」

「わーい。やったぁ。じゃあ朝ごはんにしよ。僕が作るよ。」

「え、鳴料理できるの?」

「簡単なものなら出来ると思うよ。」

「……じゃあお願いしようかな…。お願いします。」

「はーい。二度寝しちゃだめだよ。」

「そんなのしないよ!!」

………鳴にはかないそうにないな…

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「はいきーくん。朝ごはんだよ。簡単なものだけど味は保証するよ!」

「まじか。じゃあいただきます。」

もぐ( ˙༥˙ )もぐ

「おお!美味しいじゃん!」

献立はご飯と味噌汁と目玉焼きとベーコン。確かに簡易的だが味は確かだ。

「えへへ~やったぁ。きーくんに褒められた~」

そう言って鳴はふにゃ~っと笑う。こういう1面は可愛いなぁと思う。

「あ、そうだ。きーくんって学校はお弁当なの?」

「うーん、日によるかなぁ。時間あれば弁当作るけど、忙しい時は学食で済ませるな~」

「ふーん。そっか。ねぇきーくん。お弁当、作ってあげようか?」

「え、いいの……?ありがと!!学食高いから最近ピンチだったんだよね~」

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