†戦慄の交響曲†
「生贄は・・・初めは封印のため。今は・・・復活のため」



なんと、いうことだろう。



封印強化のための生贄が・・・



復活のための生贄だったとは・・・




「まさか・・・」



樹里が呟いた。



「今夜で・・・復活するだろうな。悠里の霊力は凄いからな」


半分でも、奪っとけば良いか・・・と呟く沙羅に



「お前、霊力奪えるのか?それに・・・霊感とか霊力あるのか?」



大輝の素朴な疑問。



「奪えるよ。そのことは・・・秘密だよ」



ニッコリ笑う沙羅。


大輝は苦笑するしかなかった。
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