夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「じゃあ、ここから本題ね。どうしてわたしの夢のことを知ってたの?事故のことは誰にも話さなかったはずだけど?」
「俺もみた。」
「夢を?」
「あぁ、ゆそのが車とぶつかって血を流して、眠ったところを。」
「ちょっと待って。」
「ん?」
「わたしのと違う。」
「え?」
「わたしのはぶつかる直前で終わったの。」
「そうか?」
「どうして同じ夢で続きが違うの?」
「さぁ?神だからか?」
「いや、そういうんじゃなくてさ。」
「まぁいいだろ、生きてるんだし。今回は俺が運命に勝ったんだ。安心しろ。」
「運命に勝った?」
「簡単に言うと死ぬ運命を神の力によって変えたってことだ。」