夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「待った?」
「いや」
今日もたくさん仕事して、疲れきってたはずなのに、裏口で腕を組んで壁によりかかる彼を見つけた瞬間、疲れが半減した気がした。
「行くぞ」
「え、どこに?」
「デートだ。」
「は?え、ちょっ」
急にわたしの手を引きながら彼はそれ以上言わずに歩き出した。
いつも自由気ままだけど、なんだかいつもと雰囲気が違う気がする。気のせい?
「だーかーらーーーー人のなまえば呼ばないっていってんでしょーーーーーーー」
「日本語喋ってくれないか?」
「しゃべってるっじゃん!!!」
「はぁ」
……ゆそのに酒を飲ませるとこんなにめんどくさいのか。