夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
昼食後はお土産屋さんを見たり、乗り物に乗ったりとゆっくりした時間を過ごした。
強い日差しがおさまり始めた頃、日頃動き回らないからか疲れがまわってきた。
「そろそろ帰るか。日も暮れてきたし、夕食は家で食べよう。」
「そだね。久しぶりにずっと歩いたら疲れてきちゃったし。」
「行くぞ。」
「え?」
何を思ったのか、急に手を差し伸べてきた。
何これ?掴むべき?いや、掴むって言い方おかしいか。
「早く、疲れたんだろ?」
「あ、うん。」
他の人と手繋いだのなんて何年ぶりだろ。
暖かいんだね、、。
「ちょっといいか?」
「ん?」
「そこで座って話そう。」
「もうすぐ家なのに?」
駅から家まで歩いている途中、公園の前でそう言われた。
不思議に思いながらも、了承してわたしたちは公園のベンチに座った。