夢か現実か〜神様との恋は神級??〜



頭が真っ白になった。
彼は何を言っているの?

勝手にずっといてくれると思ってた、自分の中で彼の存在がここまで大きくなっていることに今更気づいた。
いつもそうだ。わたしは大切な存在を失ってから気づく。

頭の中はごちゃごちゃしてたけど、なぜかはっきりとわたしは聞いてしまった。


「どうして?いつまでいるの?」


あぁ言わなきゃよかった。そんなに悲しそうな困った顔しないでよ。


「すまない、理由は言えない。期間はもう…1ヶ月を切っている。」

「そう…」

「ゆその、愛していいか?」

「え?」

「残りの期間、精一杯。ゆそのを愛したい。」




…………………

…………

……




「だめ。」
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