夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「寂しいのか?」
「え?」
「あー、嫌いだったというのは信じがたいな。それにゆそのが俺達の世話をするのは運命であるゆえ…仕方がない事だ。恨むならまぁむかーしの先祖でも恨んでおけ。」
「何言ってるの?」
「とにかく、ゆそのが嫌なら俺は無理に愛を強要しない。ただ愛おしいと思うゆそのを愛せないのはなかなか苦行だな。」
真面目な顔して彼は何を言ってるの?
わたしがあんな事口走っちゃったのに…なんなら無視?
っていうか愛おしいだの愛すだの何なのそれ、わたしに言ってるの??
急すぎてキャパオーバーなんだけど…。
「ということだゆその、あと1ヶ月宜しく…っていうのも変だな。運命を全うしろ。」
意味がわからない。最近ようやく理解できた気がしてたけどやっぱり普通の人には理解できないよ。
…っていうか本当に1ヶ月で居なくなっちゃうのね。
「無言は肯定を表すらしいからこの話はこれで終わりだ。仕方ないから、愛すのは我慢してやる。」