夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「関係あるでしょ、僕湯本の顔見ると元気になるんだよね。」
「あっそ」
「冷たいねぇ」
「すいませんね、あ、わたし患者さんのとこ寄ってくから先行って。」
「はいよー」
全く、なんで伝わんないかな。
僕だいぶ攻めてるはずなんだけど。
そんな独り言を気がついたら呟いていた。
あ、僕久しぶりの登場、葛西健吾ですよ?
湯本とは新人のときから苦楽をともにしている良き理解者です(たぶん)。
出会ったときから…まぁ俗に言う一目惚れってやつでなんとか距離を縮めようと何年も努力してるんだけど一向にね、縮まらないね。
そういえば最近僕がいない間に男とふたりで変えるようになったとか聞いたんだけど、あれ本当なのか?
だとしたらショックにも程があるな。
僕なんて食事に誘ってようやくふたりで帰れるのに。
あぁ早く気づいてくんないかなぁ…。