夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「えぇ!?!?!?」
「ちょ、うるさ、静かにしてよ!!」
「悪いわるい、びっくりしてさ。」
「この酔っぱらいがっ」
「湯本だって酔ってるんだろ?だからそんな冗談…「いやこれはほんと」
なんだか冗談で流したい気分になれなくて。
こんなにムキになるなんて、わたしはやっぱり酔ってるのかもしれない。
彼のことは拒絶したくせに、自分の気持ちは拒絶できないとか、本当に狂ってる。
「相手は…?」
「え?」
「いや、だから、その好きなやつ……だ、誰?」
「秘密〜」
「嘘だろ!?!?」
「だから静かにしてってば!」
「あ、悪いわるい。なんで秘密なんだよそこまで言って。」
「別に話す義務無いでしょ。」
「そこは酔に任せて口滑らせろよ。」
「そんな醜態晒しません〜」
「ちぇっ」
「帰ろ!明日も出勤だし。」
「ん、そだな。」
なんだか同僚は釈然としない雰囲気だったけど、そこは気にしないことにして帰路についた。