夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
その声と同時にまるで時が止まったかのように、周りの音が聞こえなくなった。
「来るのが遅いんだよ。」
「頼まれたのはこのタイミングでしたので。」
「普通気を使って刺される前に来るだろ。」
「それならそう頼めばよかったものを…。神家殿、私は人間界の大神、でございます。」
「あぁ…はい。」
「早速で申し訳ないのですが、イルン様の血液が流れた場所の処理を頼めますかな?」
「あ、はい…。」
「おぃそんなものシズクにやらせろ。」
「もうやっております!!」
「流石だな。」
「しかし、なかなか深くえぐられたものですね。」
「あぁ、もう体が持たん。」
「では…。」
「待て、ゆそのに話がある。」
「かしこまりました。あまり長く時間はとれません。」
「あぁ、分かっている。」