夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「また今回も俺の勝ちだな。」
「何言ってんのよ、そんな状態で…。」
「ゆそのよく聞け、俺のことは忘れて、幸せになるんだぞ。」
「え?何急に………」
「いつまでも強がって独りでいようとしなくていい。夢ならわたしが忘れるようにしてやる。」
「何言ってるの?」
「最後まで守れなくて申し訳ないが、許してくれ……。」
「待って、別れの挨拶みたいなこと………」
そうだ、どのみち彼はあと3日で戻ると言っていた。
それがわたしの夢のせいで早まったの?
「だから泣くなって…ゆそのは笑っていたほうが可愛い。美しい涙には弱いんだ。」
「弱いんだったら……側にいてよ…。」
「そうしたいんだが…「イルン様、神家様、そろそろお時間です。」