夢か現実か〜神様との恋は神級??〜



「また今回も俺の勝ちだな。」

「何言ってんのよ、そんな状態で…。」




「ゆそのよく聞け、俺のことは忘れて、幸せになるんだぞ。」

「え?何急に………」

「いつまでも強がって独りでいようとしなくていい。夢ならわたしが忘れるようにしてやる。」

「何言ってるの?」

「最後まで守れなくて申し訳ないが、許してくれ……。」

「待って、別れの挨拶みたいなこと………」
そうだ、どのみち彼はあと3日で戻ると言っていた。
それがわたしの夢のせいで早まったの?

「だから泣くなって…ゆそのは笑っていたほうが可愛い。美しい涙には弱いんだ。」

「弱いんだったら……側にいてよ…。」

「そうしたいんだが…「イルン様、神家様、そろそろお時間です。」
< 156 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop