夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「………グスッ…………お礼なんて…言わないから。むしろ……感謝して…よね……。」
「あぁ本当にありがとな。あ、そうだ今日中にわたしとシズクの携帯は解約してくれ、寝床も…片付けろ。忘れる前にな。」
「なんでそんなこと今言うのよ…。」
「大事なことだからな。」
「何それ。」
「健康に気をつけて、夢のことはもう気にしなくていい。自分は不幸だと決めつけるな。とにかく幸せになるんだぞ。」
「……………………………うん。」
「ゆそののお陰でいい時間を過ごせた。ありがとな。」
「…………うん。元気でね。」
「あぁ。」
そう彼は言うと、彼のまわりに雲がかかり、その雲がなくなったときには……………彼とその従者さんは共に消え去った。