夢か現実か〜神様との恋は神級??〜



「神家様、今までご苦労さまでした。」

「いえ…。」

「お気づきだとは思いますが、今は時を止めております。イルン様からの…命で時を止めることと、一定期間の周囲の記憶を消しました。再びときが戻った時には、今の出来事はなかったことになっています。」

「…………?」

「ここから先は、よく覚えてください。まずあなたの同僚、葛西様がお飲み物を買いに行ったと同時に患者様は院内に入られます。神化様は患者様に"お話は座ってお聞きします。こちらにおかけください"そう伝えてください。刃物は……左のポケットに入ってますので、同僚様が持ってくる飲み物を左手に渡しこれからの事を話し合って下さい。今後どうされるべきか…その答えは出ているでしょう?」

「…はい。」

「それでは私は…ここで失礼します。あとは…頑張ってくださいね。」

「はい、ありがとうございました。」

「いえいえ」

そう言い残し大神様?は光を放った。
…まるで自由人さんが初めて来た日の様に。
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