夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「ひまぁー」
「あ、うん」
ここから始まるのね…よし、頑張らないと。
「何か飲み物「わたしりんごジュースね、外来のベンチで待ってるから」
「いや何も言ってねぇよ」
「買いに行くんでしょ?」
「お、おう」
「行ってらっしゃい。」
なんとも不思議そうな顔をして同僚は飲み物を買いに出た。
少し待ってから後を追うようにわたしも外に出た。
そして言葉通りのタイミングで患者様はやってきた。
「おい、神経外科の、俺の手術をしたやつを呼べ。」
「そ、そう言われましても…お名前をお伺いしても……「いや、見つけた。」
そう言って患者様はわたしのもとに歩いてきた。
「てめぇだな、ヤブ医者。」
「お体の調子はいかがですか?」
「よくそんな事が言えたもんだなぁ!?てめぇらの手術ミスのせいでなぁ!!俺の体は痺れるんだわ!!!!」
「では………こちらのベンチに座って話しましょう。立ち話はお体に負担がかかりますから。」