夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
=一週間後=
「イルン様と従者が戻ってから随分とお忙しくされてるようですねぇ」
「えぇ、本当に驚くぐらい働きたい欲が強いんです。でも義務とかじゃなくてほんと、ただ楽しくて。」
仕事終わりに突然大神さんがいらっしゃって、そこから家に戻りリビングで思い出を振り返っていると突然そう言われた。
彼がいなくなってからわたしは毎日毎日働いた。
全然寂しくなくて、むしろ清々してるのか本当に体が軽いのだ。
「そうですか…。ですが体は労ってくださいね。」
「そうですね…。」
「あぁそうだ、このお茶この前偶然手に入りまして、良かったら一口飲まれますか?」
「え!?そんな貴重な感じの頂いていいんですか?」
「えぇ、神家様にはお世話になりましたから。」
「そんな…。」
「さ、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
瓶に入ったいかにも高級そうなお茶を飲めるなんて…。こんな貴重な体験そうないよね。
そう思いながら備え付けなのか、こちらも高級そうなグラスにそそがれたお茶を飲みほした。
_____ゴクッ
…………………
……………
………
「ん…何だか…眠く…………………。」
「本当に、お疲れ様でした。ゆっくりと休んでくださいね。」