夢か現実か〜神様との恋は神級??〜



「傘……一緒に入る?」

「え、いいの?」

「おう、置き傘大きいし。」

「ありがとう〜」

「じゃロッカーにとり行くわ、ちょっと待ってて?」

「はーい」

ありがたすぎる同僚の提案に甘えさせてもらうことにした。
考えてみたら、うちの同僚すっごく気がきくし優しいよね。
恵まれてたんだなぁ。なんで今まで気づかなかったんだろ。


途中のコンビニに寄って傘を買って帰ろうとしたけど、勿体無いからと同僚に止められ、家まで送ってもらった。

「なんか飲んでく?せっかくだし。」

「あ、じゃあ貰おっかな?」

「どうぞ、上がって?」

「はーい、お邪魔いたします〜」

そうは言ったものの、誰かを家に上げるなんてそれはそれは久しぶりすぎて何していいか分かんないかも。

「ここ座って〜飲み物は…お茶かコーヒーしかなかったんだった。」

「んじゃコーヒーください!」

「はいどうぞ、」

「あんがと〜」
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