夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「神の力を使わずともわたしほどの者なら感覚で分かる。」
「そんなぁ!?聞いたことないですよ!!」
あー、やかましいじじぃから離れたと思ったらこの従者。
うるさいなぁ。
だいたいオカネって何なんだ。
……というかまずここは人間界のどこなんだ?
「カミカワソウゴウビョウイン。と書いてありますね!病院ということは、お身体の悪い方がいると噂の施設ですね!!」
「ふーん、ビョウインね。」
「ところで、神家様のお名前は何ですか?」
『神家?何だそれ?」
「大使様から説明があったでしょう!?!?人間界において私達に協力する確かな存在ですよ!!!」
あー、聞いたな、何だっけ?
名前か?
確か、、、、
「ゆ、そ、の、とか言ってた。」
「それだけですか!?もう少し長く言ってませんでした??」
「分からん。よく聞こえなかった。」
じじぃめ、わざと小さい声で言いやがったな。
神の力が失われその者の存在が必要になることが分かりながら。
「そんなぁーー。とにかく、私お腹がすきましたので辺りで食事を調達して参ります。
お腹は空かれてないですか?」
「あぁ、特に空腹は感じない。」
「かしこまりました。では、この場所でお待ちください。」