夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
意外にも彼と会ったのは1週間後だった。
もう会えないかと思ってたけど、もしかしたら彼は偶然を装ってるのかもしれない。
でも会えたことが正直嬉しかった。
「仕事が終わったら、デートするぞ。」
「あ、はい。」
「何時に行けばいいんだ。」
「うーん、8時くらい?職場は__「知ってる。じゃあまた。」
…職場まで知ってるのね。
一体何者?
はじめはストーカーとか疑ったけど、それにしてはエピソードも具体的すぎる。
そして何よりわたしが彼のことを気にかけている。
いつもだったら全力でスルーするのに。
どうしてなんだろう…。
不思議な思いと、思い出したい気持ちを抱えたままその日の業務は半分上の空でこなした気がする。