夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「今日はもう帰ったほうがいい。食事もまだだろう?」
「はい………。」
「よし、じゃあ家まで送ろう。」
「はい。」
そこから彼の背中を見ながら帰路についた。
彼はわたしの何なんだろうか。
いやもうほとんど答えは分かっている。
彼はわたしが好きだった。いやもしかしたらそれ以上なのかもしれない。
そして多分わたしも、彼に好意を抱いていたはずだ。
じゃあどうして忘れたの?
まさか、彼も家族のように、わたしが夢を見たことで…亡くなった?
いや、まさかね、わたし幽霊視える系の人じゃないもん。
うん、ちゃんと影もあるし。
それは大丈夫そう。
さっき一瞬みえた記憶は何だったんだろう。
彼に関係するんだろうか。
早く思い出したい。
それが例え辛い記憶でも。