夢か現実か〜神様との恋は神級??〜
「どう?美味しいでしょ?」
「人間界で食べ物を口にしたのは初めてだ。」
「神様の世界とやらでは何食べてたの?」
「特に何も、下の者たちはよく人間界から食べ物を持ち込んでいるが、俺にはその必要がなかったからな。」
「じゃあ生まれてから何も食べてないの?飲みもしないの?」
「出されたものは食べてきたが、このようなものは初めてだ。」
「なんか変なの。」
「変だと?…そういえば幻聴はどうだ?」
「あーーーー、しないな。」
「わた…俺の勝ちだな。これからはしっかりと神家の役割を果たしてもらう。」
「あー、はいはい分かりましたよ。あ、そうだ、明日から仕事普通に行くけど、時間とかバラバラだから適当に過ごしてね。禁止事項はちゃんと守ってよ?」
「分かった。約束は必ず守る。」