世界最後の朝を君と
「…」

「おいどうしたんだよ、せっかく水持ってきてやったのに、飲まねえのか?」

「……」

「てか明日も学校だろ? 早く寝ろよ」

「………き」

「き?」









「…きゃああああああああああああっ!!!!!!」










私の甲高い悲鳴は、満月の浮かぶ真っ黒な夜空まで響きわたった。
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