*・・*:.love story.:*・・*

ねぇ、将吾。
早く行こうよ


将「んじゃーな、倉田」


よかった、呼び捨てにしてない事に安心した


雪「ばいばーい」


将「玲ごめんな、行くぞ?」

玲「うん」




そして私たちはまたあの海に来た




将「なぁ、お前さなんで一人暮らししてんの?」






いつかは話さなきゃいけない
それは分かってる


だけどまだ言いたくない


親に捨てられて要らない子だったって事
将吾には知られたくない


あの時みたいになったら嫌だ
あの男の時みたいに捨てられる


でもなんでか、将吾に見透かされてる
そう思ってしまった




将「話したくなかったらいい。
話してくれるまで待つから」


玲「将吾…ありがとう」
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