*・・*:.love story.:*・・*
「終わったよ」と将吾に知らせてすぐ
「校門で待ってる」と来た
私は急いで校門に向かい将吾を探した
将吾が校門のところにバイクに跨って待っていた
玲「お待たせ!バイク持ってたんだ」
将「おぉ、久々!一応な」
ほれっといい私にヘルメットを渡し
後ろに乗った
将「行きたいところある?」
玲「んー別に」
将「ぶはっなんだそれっ」
玲「どこでもいいよ」
将「捕まっとけよ?」
そう言ってバイクを走らせた
将吾の匂いは煙草と香水が混じっていて
煙草を吸う私からすればいい匂いと思えた。
落ち着く匂い、男らしい背中
そんなことを思うとドキッと心臓がなった
たどり着いた場所は海で夕日がすごい綺麗だった
玲「きれい……」
思わず零した言葉
将「だろ?ここ好きなんだ」
へぇ、将吾の好きな場所なんだ
玲「いい場所知ってるんだね」
将吾はフンと鼻を鳴らし頭をポリポリ掻いた