あの日の君へ
私は、前の彼氏の子供らしい。

私が出来たから捨てられたんだって。


お母さんはその彼氏を愛していた。
それなのに、私のせいで別れてしまったから。

「貴方、年々あいつに似てきたわね。汚らしい」

お母さんは彼を恨んでいる。

最初はいつか帰ってくると思って待っていた。


でも、私を産んでも帰ってこなかった。


そして、母は彼を恨んでいった。


そんな彼との間の子供は母にとって辛いもの。


でも今の父は"柚季も一緒に暮らそう"と行ってくれた。

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