KYOKO
哲郎「七夕の時、君が書いてくれた短冊、
憶えているかい?」
無表情のキャラクター、
哲郎、何も書いてない短冊をパソコンに入力する。
哲郎「これ、、、パパの大切な宝物、、、」
笑うキャラクター。
哲郎、立ち上がって、
哲郎「じゃぁ、メシでも食ってくるから。」
モニター内のキャラクターにむかって言い、部屋を出る哲郎。
しばらくして、パソコンの中のキャラクターが短冊に文字を書いていく。
--- パパにおりょうりのじょうずなママが
できますように きょうこ -----
パソコンがデータを猛烈な勢いで計算しはじめる。
* 鏡子の病室
看護師が鏡子の様子をうかがい異常がないことを確認して病室を出る。
眠っている鏡子。
呼吸音がずれていく。
かすかに眼球が瞼の下で左右に動き、
心拍に乱れが生じる。
憶えているかい?」
無表情のキャラクター、
哲郎、何も書いてない短冊をパソコンに入力する。
哲郎「これ、、、パパの大切な宝物、、、」
笑うキャラクター。
哲郎、立ち上がって、
哲郎「じゃぁ、メシでも食ってくるから。」
モニター内のキャラクターにむかって言い、部屋を出る哲郎。
しばらくして、パソコンの中のキャラクターが短冊に文字を書いていく。
--- パパにおりょうりのじょうずなママが
できますように きょうこ -----
パソコンがデータを猛烈な勢いで計算しはじめる。
* 鏡子の病室
看護師が鏡子の様子をうかがい異常がないことを確認して病室を出る。
眠っている鏡子。
呼吸音がずれていく。
かすかに眼球が瞼の下で左右に動き、
心拍に乱れが生じる。