KYOKO
第9章
*会社:哲郎の個室
画面のデータは16歳を表示。
  16歳のキャラクターに話し掛けながら同じ事をキーボードで打ち込む哲郎。
哲郎「おはよう、鏡子、、、」話し掛けながらキーボードで打ち込む。
  画面の中の16歳のキャラクターが表示する。
  ”おはよう、パパ”と、、、
哲郎「鏡子、今日のご機嫌はどうだい?」
  話し掛けながらキーボードで打ち込む。
鏡子「ちょっと憂鬱かな、、、」画面に表示。
哲郎「どうした?」話しかけながらキーボードで打ち込む。
鏡子「今、ちょっと調べものをしてるのね。   
でも、それが、なかなか、、、 手強いのよねぇ」表示。
哲郎「学校のことか?」打ち込む。
鏡子「、、、ん、まーそんなとこ。」表示。
哲郎「パパも何か手伝おうか?」打ち込む。
鏡子「いいの、、、」表示。
哲郎「そうか、、、」打ち込む。
鏡子「なに?なんか他人事ね、、、全く、これだから、、、」表示。
哲郎「ゴメン、ゴメン、」笑いながらキーボードを打つ。
鏡子「でも大丈夫よ、わたしには、ちゃんと協力してくれる人もいるし」表示。
哲郎「友達かい?」話す、「友達かい?」と打ち込む。
鏡子「、、、まぁそんなとこかな。」表示。
哲郎「、、、そう、じゃあ、早く学校に行きなさい。」話す、打ち込む。
鏡子「は〜い。」表示。
  鏡子が消える。
哲郎「、、、鏡子、、、」
  画面の中で計算が始まる。

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