KYOKO
*会社 哲郎の個室   
哲郎「よし、これでいい。」
  エンターキーを押す哲郎。
  一瞬の間があってエラー表示がでる。
哲郎「、、、」
  再度エンターキーを押す。
  エラーの表示。
哲郎「何故だ?、、、」
  哲郎、データを確認し始める。
哲郎「だめだ、もう一度だ。」
  哲郎、キーボードを打ち始める。
哲郎「、、、」
橋本「チーフ、代わりましょうか?」
哲郎「余計な事をするな。
   、、、鏡子、
   パパが今、助けてやるからな、、、」
西山「、、、」
哲郎「パパはずっと君に負い目を感じていた。だから、君に、鏡子にせめて
   この中だけでも幸せになってほしかったのに、、、」
キーボードを打ち続ける哲郎。  
西山「チーフ、少し休まれた方が、、、後は、私たちがやりますから、、、」
哲郎「大丈夫だ、、、」打ち続ける。
< 45 / 52 >

この作品をシェア

pagetop