桃瓜学園…男子校!? ‐Ⅱ‐

音の先には、

やはり

霧夜と鎮先輩が居た。

「2人まで
 何しに来たんですか…」

「お前の飯食いに来た」

「由希の手料理食べれる
 って聞いたから来た」

「手作りっていうより、
 鍋なんで。

 それより、
 いったい誰から
 そんなこと…」

「俺だ。」

そう言ったのは、
意外にも、
葵先輩だった。


「どうせ来るんだろうから、
 今のうちに呼んでおいた。」

「………」


呼んでおいた

っていうか…

だからココは
人の寮なんですけど…
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