桃瓜学園…男子校!? ‐Ⅱ‐
「…そうですね。」
私は、また、ニッコリと笑った。
「今だって、
狭先輩が一緒に買い物に
付き合ってくれているの、
予想外ですし。」
「あっ、それまだ言うん!?」
「ははっ。」
本当に、
皆と居ると、
楽しくて。
ついつい
自分が
女
だって事、
忘れちゃうんだ。
でもね、
いつかは話さなきゃ
ダメなんだと思う。
…だから、その日までは…
まだ楽しい一時を
過ごしていても…
いいですよね…?