桃瓜学園…男子校!? ‐Ⅱ‐
「あっ、そうだ、
俺もたまには
学食で食べればいいんだ。」
この学校に入学してからは、
ずっと自炊をしてきたので、
お金はずいぶん有り余っている。
「1日位全然大丈夫だもん。」
そう考え、
私は、
リビングに行く。
「黎氏~、
今から学食行くの?」
「うん。」
「俺も一緒に行っていい?
なんか今日ご飯作る気
しなくって。」
「もちろん。
じゃ、俺今から
行くけど、
由希も今からで
大丈夫?」
「うん。
あっ、そだ、
黒斗も呼ぼ♪」
私達は、
そんなやりとりを
した後、
鍵を閉め、
隣の部屋をノックした。