桃瓜学園…男子校!? ‐Ⅱ‐
―食堂―
「「「………」」」
食堂に来て、
3人はしばらくの間、
フリーズした。
何故かというと、
食堂の扉に、
『本日はお休みさせていただきます』
という看板が、
垂れ下がっていたからだ。
「…なんで今日に限って…」
なんだか
最近の私って
相当ツイてないなぁ…
「しょうがないから
帰ろっか。」
「そうだね。」
「ん…。でも、ご飯どうするの…?」
「うん。だから、俺が作るよ。
まだ2人に食べさせてあげて
なかったしね。」
そう言うと、
黎氏は、
「本当?」
と嬉しそうな顔をし、
黒斗は、
「由希っ!!」
とまた抱きついて来た。