ストーカー
☆☆☆
冷たい水で手を洗うと気持ちがよかった。
このまま顔も洗ってしまいたかったが、さすがにそれは我慢した。
熱唱したせいで体はまだ火照っていて、頭は少しぼんやりしている。
「ほんとにちょっと休憩した方がいいかも」
部屋に戻れば2人のテンションに引きずられてしまうから、トイレの個室に入ろうとした時だった。
後方にある個室の中から、またあの視線を感じたのだ。
一瞬にして体中に緊張が走る。
心臓がバクバクと高鳴り、嫌な汗が背中を流れた。
まさか、犯人が先回りをしてた……?
そう思い、目の前にある鏡を見つめる。
冷たい水で手を洗うと気持ちがよかった。
このまま顔も洗ってしまいたかったが、さすがにそれは我慢した。
熱唱したせいで体はまだ火照っていて、頭は少しぼんやりしている。
「ほんとにちょっと休憩した方がいいかも」
部屋に戻れば2人のテンションに引きずられてしまうから、トイレの個室に入ろうとした時だった。
後方にある個室の中から、またあの視線を感じたのだ。
一瞬にして体中に緊張が走る。
心臓がバクバクと高鳴り、嫌な汗が背中を流れた。
まさか、犯人が先回りをしてた……?
そう思い、目の前にある鏡を見つめる。