ストーカー
☆☆☆
学校にいる時間はおだやかな気持ちでいられた。
シャッター音も視線も感じないし、なにより友達と一緒にいられることが安らぎになっていた。
「今日は体育休むの?」
美咲にそう聞かれて、あたしは頷いた。
次の4時間目は体育の授業だけれど、寝不足のあたしは見学することにした。
「今日は遙の好きなバドミントンなのに」
日菜がちょっと寂しそうな顔になって言う。
3人で輪になってバドミントンの授業を受けるのは確かに好きだ。
でも、今日走り回ると怪我をしてしまうかもしれない。
「ごめんね日菜。あたしの分まで楽しんできて」
あたしはそう言い2人を教室から送り出したのだった。
学校にいる時間はおだやかな気持ちでいられた。
シャッター音も視線も感じないし、なにより友達と一緒にいられることが安らぎになっていた。
「今日は体育休むの?」
美咲にそう聞かれて、あたしは頷いた。
次の4時間目は体育の授業だけれど、寝不足のあたしは見学することにした。
「今日は遙の好きなバドミントンなのに」
日菜がちょっと寂しそうな顔になって言う。
3人で輪になってバドミントンの授業を受けるのは確かに好きだ。
でも、今日走り回ると怪我をしてしまうかもしれない。
「ごめんね日菜。あたしの分まで楽しんできて」
あたしはそう言い2人を教室から送り出したのだった。