ストーカー
☆☆☆

今日の学校や休むことになり、あたしは自室に閉じこもっていた。


時々お母さんが様子を見にくるけれど、ベッドに潜って眠っているフリをした。


スマホはずっと鳴り続けていて、クラスメートたちからのメッセージや璃桜からのメッセージで埋まっていた。


でも、それにちゃんと返信する気力もなかった。


璃桜からは何度も電話がかかってきているけれど、出ることはできない。


出れば自分が何を話すかわからなくて怖かった。


そのまま時間だけが経過して、日が傾きかけた時だった。


不意に知らない電話番号からの着信があった。


一瞬璃桜が誰かのスマホを借りて電話しているのかと思った。


でも、璃桜はそんな回りくどい事しない。


知らない番号からかかってくるとすれば、相手は1人しかいなかった。
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