ストーカー
ご飯なんて喉を通らない。
飲み物がせいぜいだ。
「俺はパンケーキにしようかな。遙ちゃん、半分こする?」
そう聞かれても、あたしは返事ができなかった。
西村君はなんの用事であたしを呼び出したんだろう。
またあの部屋に連れていかれたら?
そう思うと、怖かった。
「今日は……どうして呼んだの?」
店員に注文してから、あたしは勇気を振り絞ってそう聞いた。
「デートするのに理由がいるか?」
そう聞かれて、あたしは黙ってしまった。
デートに理由なんていらない。
でもそれは、普通のカップルの場合だ。
飲み物がせいぜいだ。
「俺はパンケーキにしようかな。遙ちゃん、半分こする?」
そう聞かれても、あたしは返事ができなかった。
西村君はなんの用事であたしを呼び出したんだろう。
またあの部屋に連れていかれたら?
そう思うと、怖かった。
「今日は……どうして呼んだの?」
店員に注文してから、あたしは勇気を振り絞ってそう聞いた。
「デートするのに理由がいるか?」
そう聞かれて、あたしは黙ってしまった。
デートに理由なんていらない。
でもそれは、普通のカップルの場合だ。