ストーカー
監視
朝が来て、また夜になって。


それからも、あたしは自室にこもり続けた。


クラスメートたちからのメッセージの回数は徐々に少なくなり、そして5日目。


ついに学校から連絡が入った。


自室にいても聞こえてくる、お母さんの電話の声。


「はい、大丈夫です。体調がよくなり次第学校に行かせますので」


その声は震えている。


もしかしたら泣いているのかもしれない。


そう思うと、いてもたってもいられない気分になった。


あたしは一体なにをしてるんだろう。


部屋に閉じこもって、大嫌いな西村君からの電話にだけ対応する日々。


あたしはこのまま、どうなってしまうんだろう。

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