ストーカー
家はバレているから、監視することくらい簡単かもしれない。


そう思うと呼吸が苦しくなった。


今もどこかで見ているかもしれない。


苦しんでいるあたしを見て、笑っているかもしれない。


西村君のいやらしい笑顔が頭から離れない!


「いやあああああああああ!!」


あたしは悲鳴を上げ、その場にうずくまったのだった。
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