ストーカー
「ダメなら、我慢する」


璃桜の言葉にあたしは慌てて左右に首を振った。


料理にはあまり自信がないけれど、それでも璃桜の望みならきいてあげたい。


「あたしに作れるものなら、なんでも作る!」


そう言うと、璃桜は嬉しそうにほほ笑んだのだった。
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