運命ノ黒イ糸
「ダメだよ。バレたらどうするの?」


「その時は俺の兄貴がどうにかしてくれる」


そうだとしても、ダメなものはダメだ。


こんなデートは望んでいない。


あたしはすぐにカラオケ店を出たのだった。
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