空を見上げれば…
「野々原く…ん…」

私は野々原君に抱きついた
すると、優しく抱きしめてくれた

「あり…が…と…う!!」

泣いた
たくさん、たくさん
でも、その涙は全部野々原君が
受け止めてくれた

私の気持ちを分かってくれた

「本当に…ありがとう!」
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