空を見上げれば…
「い、いや、これは別に…」

三川君が立ち上がる

私に歩み寄ってくるから
反射的に後ろに下がってしまう

トン

もう、下がれなかった

「あ、あの三川君?」

今の私は壁と三川君によってはさまれていて
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