空を見上げれば…
あの人が、来ていた

もう、ダメ

逃げる気力も失って
その場にへたり込む

「お仕置きだよ…」

そう言って近づいてくる

涙が頬を伝っていて

ドォーン

その瞬間花火が上がる
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