無自覚片思いの相手は策士な肉食系でした
「今日は見学に?」
「そのつもりだったんですけど、これじゃ見れないですね」
「それならこっちに来るといい」
ついて来いと言わんばかりに堀原が歩き出すと真未は朝陽に手を引かれるままその後を付いていき、グルッと人集りの後ろを歩いて着いた先はマイクロバスの後ろだった。
「ここからなら見えると思うが、他の人に見つからないようにな」
「了解です。
ありがと堀原さん」
堀原は笑顔で頷くと、マイクロバスの中に入っていった。
何かの関係者なのだろうかと首を傾げていると、入ったばかりの堀原ともう一人がバスから出てきたと同時に周りから歓声が上がり、咄嗟に開いている片手で耳を塞いだ。
「わっ!な、何……っ!?」
堀原と共に出てきた人物に目を向けると、真未は驚きのあまり目を丸くして固まってしまう。
そこには栗色のミディアムヘア、印象的なくっきり二重の大きい瞳の女性……真未が好きなモデルの陽菜がそこにいた。
「そのつもりだったんですけど、これじゃ見れないですね」
「それならこっちに来るといい」
ついて来いと言わんばかりに堀原が歩き出すと真未は朝陽に手を引かれるままその後を付いていき、グルッと人集りの後ろを歩いて着いた先はマイクロバスの後ろだった。
「ここからなら見えると思うが、他の人に見つからないようにな」
「了解です。
ありがと堀原さん」
堀原は笑顔で頷くと、マイクロバスの中に入っていった。
何かの関係者なのだろうかと首を傾げていると、入ったばかりの堀原ともう一人がバスから出てきたと同時に周りから歓声が上がり、咄嗟に開いている片手で耳を塞いだ。
「わっ!な、何……っ!?」
堀原と共に出てきた人物に目を向けると、真未は驚きのあまり目を丸くして固まってしまう。
そこには栗色のミディアムヘア、印象的なくっきり二重の大きい瞳の女性……真未が好きなモデルの陽菜がそこにいた。