晴れた雨
「はぁ…」
「まぁ心配しなくても山森さん可愛いし、すぐ彼氏できるよ!」
「そうかな…?」
盛岡くんはそう言って私を励ましてくれた。
「いや、難しいだろ。」
それをバッサリ切ったのは安藤くん。
「可愛いから彼氏ができるってまずないだろ。
所詮顔しか見てないって事だしな。
性格知らずに付き合って、こんな人だとは思わなかったってオチじゃないか?」
真顔で確かにその通りだと言わざるを得ない事を発した。
案の定、私含めた三人頷いていた。