また明日、会えたなら
疲れたからすぐに病室で寝ようと思ってた

海「おせーぞ、咲
どんだけ俺を待たせんだよ」

美「海夜はさっきまで寝てたでしょ!
咲、大丈夫⁉︎痛いところない⁉︎」

奏「急に来てごめんな
2人とも咲が心配で放課後まで待てなかったんだ」

奏多くんはわかるけど、他の2人は誰?
私の友達…なのかな?

咲「ごめんね、私は記憶喪失でみんなの記憶がないの
私の友達なんだよね?」

海「お前、ほんとになにも覚えてないんだな」

なんで海夜くん?はそんなに怖い顔をするの?
みんなのこと忘れたくて忘れたわけじゃないのに…

美「海夜がごめんね、気にしないでね?
うちは相葉美夕、咲のクラスメイトで親友だよ
少しずつ記憶を取り戻してこうね!」

美夕ちゃんは一見すると怖そうだけど、とても優しい人だなぁ
こんな可愛い子と親友だなんて、嬉しすぎる!

咲「よろしくね、美夕ちゃん!
いろいろ迷惑かけちゃったらごめんね…」

美「もー、何美夕ちゃんって!
ふつーに美夕でいいの
うちはこれからも咲って呼ぶからね?」

咲「わかった、ありがとね、美夕」

海「俺は塩野海夜、クラスメイトで、幼馴染
もちろん、俺のことも前みたいに海夜って呼べよ」

海夜は俺様系だね
私にはこんな幼馴染がいたんだ
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